学校長あいさつ(令和7年度)
沖縄県立陽明高等学校・陽明高等支援学校のホームページへのアクセスありがとうございます。 本校は昭和54年に大平高等学校として開校しました。平成7年4月、県内2校目となる「総合学科」への学科改編を行い、学校名も新たに陽明高等学校と改称し、今年で創立47年目を迎えます。また、平成26年に設置された沖縄高等特別支援学校陽明分教室は、平成28年に陽明高等支援学校として開校しました。平成29年4月には就職支援型の「総合産業科」としてスタートし、今年で創立9年目となります。
陽明高等学校の「総合学科」では、独自科目の「産業社会と人間」そして「総合的な探究の時間」をキ ャリア教育の両輪として、1年生では「自分探し」、2年生では「自分づくり」、3年生では「自分磨き」 をテーマに、自分の進路や自分の在り方、生き方を考えていきます。また、2年生からは多種多様な選択科目の中から、自分の興味・関心、進路の希望等に応じて授業を選択し、大学生のように、一人一人異なった自分だけの時間割で学んでいくことも「総合学科」の大きな特長のひとつです。令和7年度入学生より、新系列「アカデミック系列」「キャリアサポート系列」「情報系列」「ライフ系列」として新たにスタートを切ったところです。
陽明高等支援学校の「総合産業科」では、職業教育を中心としたカリキュラムとして、充実した就業体験や、「福祉」「流通・サービス」「農業」「工業」等の多種多様な専門教科・科目が設定されています。これらを通して職場で働くことの意義を実感し、望ましい勤労観、職業観を育成するとともに、将来の職業自立に必要な知識・技能及び態度を身につけ、社会で自律して活躍できる人材の育成を目指しています。また、昨年度より「福祉」では、国家資格の取得をめざして「介護職員初任者研修」がはじまっています。
両校の生徒一人一人は、「チーム陽明」の一員として共生の心をはぐくむ中で、自らの課題を地域や社会につなげて、計画的に学習活動に取り組み、選択授業や学校行事、部活動などを通して交流しながら、 それぞれの自己実現をめざし、日々の学校生活を送っています。
「陽明」の名のとおり、燦燦と輝く太陽の光が、全生徒・全職員そしてご支援いただいている保護者・地域のすべての人に届き、それぞれの未来のWell-beingへの想いが繋がる場として他にはないものが、ここにはあります。
このホームページで本校の教育活動の様子をご覧頂き、「総合学科」と「総合産業科」の学習内容に少しでも興味・関心を持っていただき応援していただければ幸いです。
令和7年4月吉日
沖縄県立陽明高等学校
沖縄県立陽明高等支援学校
校長 赤嶺 信一